CompTIA(コンプティア)とは
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CompTIA(The Computing Technology Industry Association)とは、1982年に設立されたITの非営利業界団体です。ベンダーニュートラルなIT関連資格試験・認定や政策立案活動、e-Commerce標準化などを行っています。現在、CompTIAではA+など11分野の資格試験を実施しています。
・CompTIA公式ページ顧客側のクライアント環境の理解と、最適化へと導くための「スキル」と「マインド」デスクトップ管理(OS/ハードウェア)、インターネット・ネットワーク基礎、周辺環境への運用・管理業務に必要な実務能力を世界的に評価する認定プログラムです。IT業界の現場関係者により作成された、業務を遂行する上で必要な能力基準を試す試験です。
IT業界のリクエストにより1997年に開発がスタートし、ネットワーキングプロフェッショナルとしての基盤を定義するためにIT Skill Projectが形成されました。その後Network+のベースとなる職務分析が作成され、1999年春に試験がスタートしています。ネットワーク技術業務に携わる職種において、共通し必須とされる技術知識,スキル,問題解決能力を試す試験です。
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CompTIA認定資格は、様々なIT業務において、顧客(利用者)環境を理解し、最適な環境に導けるかといった「実務能力」が問われます。 「実務能力」とは
顧客環境理解 : 顧客の利用しているIT環境を正確に理解できる能力 課題解決能力 : 状況を分析し、課題・問題解決できる能力、行動プロセス IT知識 : 幅広いITに関する知識 業務知識 : 顧客の業務に関する幅広い知識 状況判断 : 顧客環境において課題解決をするために必要な知識を取捨選択できる能力
現場対応能力 : 最短で問題解決できる能力、行動プロセス